肺炎の原因となる感染症とワクチンについて
- 前田クリニック 井根
- 2 日前
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国内で肺炎の原因について調べた報告を見ると、細菌では肺炎球菌が最多となっています。
1)肺炎球菌 約20%
2)インフルエンザ菌 約10%
3)マイコプラズマ 約7%
ウイルスを含めると、ライノウイルスやメタニューモウイルス、RSウイルス等の頻度が高いとされています。(BMJ Open Respir Res.2023 Sep;10(1):e001800.)


感染症の予防には、以下の日常的な予防対策に加えて「肺炎球菌ワクチン」や「インフルエンザワクチン」の予防接種が有効です。特に高齢の方や糖尿病などの慢性疾患をお持ちの方に推奨されます。
10月以降、感染症の流行に備えてインフルエンザウイルスなどワクチン接種の開始を予定しております。肺炎の原因となる肺炎球菌ワクチンの接種も併せてご検討ください。
1)手洗い・うがいの徹底: 外出後や食事前には丁寧に手を洗いましょう。
2)口腔ケア:お口の中を清潔に保つことで、唾液と一緒に細菌が肺に入り込む「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」を防ぐことができます。
3)持病の管理と禁煙:糖尿病や呼吸器疾患などの持病をコントロールし、喫煙されている方は禁煙に努めましょう。
肺炎について
1)肺炎は、細菌やウイルスなどの病原体が肺に入り込み、炎症を起こす病気です。 風邪症状と似ていますが、主な炎症の場所が「喉や鼻(上気道)」か「肺(下気道)」かという違いがあります。
2)肺炎になると以下のような症状が見られます。

3)治療としては、
抗菌薬(抗生剤)の内服・点滴: 細菌が原因の場合に使用します。指示された期間、症状が良くなっても最後までしっかり飲み切ることが重要です。
対症療法(薬): 熱を下げる解熱剤、咳を和らげる鎮咳薬、痰を出しやすくする去痰薬などを処方します。
安静と水分補給: しっかり体を休め、脱水を防ぐためにこまめに水分を摂取してください。


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